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割愛の意味 間違って使ってませんか? [社会]

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20日、2011年度の「国語に関する世論調査」が発表された。普段の言いまわしなどに年齢別で大きな違いがある事などがリサーチの結果、判明しました。 若い年代を中心とした新たな言葉の使われ方。 例えば、「しっかりたくさん食べよう」という事を表現する時に使われる「がっつり」。

リサーチによると、20代の62.3%もの人が使うと回答した。
広く定着した感じもある「がっつり」という言葉ですが、60歳以上で「がっつり」を使うと答えた人は2.6%と、極僅かだった様です。
リサーチでは、20代をピークに年齢層が上がれば上がるほど、がっつりを使う人の割合が低くなっていきました。。
さらに、「ゆっくり、のんびりする」ということを示す「まったり」という表現については、20代の67.4%が使用すると回答しました。温泉旅行のうたい文句などとしても使われる「まったり」だが、こちらも世代間で使う人の割合に大きな差が出た様です。
その一方、中途半端でないことを示す「半端ない」という言葉を使うという60歳以上の人は、7.4%と意外に高い結果に。
さらに、今回のリサーチでは、生活環境の変化が国語力に影響を与えている実態も明らかになりました。
スマートフォンやパソコンが身近になり、「漢字を正確に書く力が衰えた」や、「手で字を書くことが面倒くさく感じるようになった」との回答が大幅にアップした。
「漢字を正確に書く力が衰えた」は、2001年度の41.3%から66.5%に、「手で字を書くことが面倒くさく感じるようになった」は、2001年度の31.9%から42.0%に増えた。
さらに、「うがった見方」、「にやける」、「割愛」といった言葉が、本来とは違う意味で使われていることが明らかに。
「うがった見方」は、全ての世代で多くの人が本来の意味とは異なる解釈をしていることが判明。
街の人は「うがった見方」の意味について、「曲がった見方、偏見かな」、「間違った。ひねくれたとか」などと語った。
「うがった見方」をするというのは、「物事の本質をとらえた見方をする」という意味。
また、「失笑する」の意味は「こらえきれずに吹き出してしまう」だが、20代では80%以上、そして60代以上でも40%以上の人が、「笑いも出ないくらいあきれる」という、ネガティブなニュアンスで使っている人が多かった。
そして「割愛」は、「不必要なものを切り捨てる」ではなく、「惜しいと思うものを手放す」という全く逆のニュアンス。
この割愛を正しく使っている人はわずか17%ほどで、ほとんどの人が必要ないものを切り捨てるといった間違った意味で使っていたことがわかったのです。




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